7/13(火)と7/16(金)の2日間、ドローンプログラミングの授業を行いました。
対象は武蔵野市立大野田小学校の6年生、全4クラス。
今回は授業の流れや雰囲気を写真も交えながらご紹介します。
授業の導入〜安全面の確認


安全面の確認は、子どもたちがドローンを使って自由なチャレンジをする上でとても重要な要素です。
ドローンを飛ばす際、お互いに声を掛け合うことや、着陸したドローンを取りにいく時にはプログラムを外し絶対に飛ばない状態になったことを確認し合うことなど、怪我なく楽しい時間にするためのポイントを共有しました。
みんな集中して聞いてくれているのを感じていましたが、実際の授業の中でも、自分たちで状況をよく見て、考え、たくさん声をかけをしてくれていました!
みんなの協力のおかげで、怪我をする人も、ドローンが壊れてしまうようなトラブルも起こることなく楽しい雰囲気で授業を終えることができました。
ひたすらチャレンジ!
繰り返しチャレンジができ、失敗しても試行錯誤から学びを深められるプログラミング授業は、今回の1クラス2時間授業の丸々1時間を、自由にチャレンジする時間としました。
何度も何度も、
考えては、やってみて
やってみては、振り返って
振り返りを生かして、もう一回考えて
そしてまたやってみて
ドローンは特に「思った通りにいかないこと」が多々あります。
だからこそ、プログラムを組む時には子どもたちの様々な工夫が現れてきます。
プログラミングのいいところ
プログラミングは動きを予想してプログラムを組み立て、それを実行すると、すぐに結果がわかります。
意図した動きと違っていても、どこに原因があるのかを考え、どう修正、改造すれば目的を実現できるのかを試行錯誤しやすいのがプログラミングのいいところ!
「振り返って、もう一度やってみる」ことに繰り返しチャレンジする絶好の機会をつくれます。
締めくくり
いろんなエラーが起こることもありましたが、最終的に1時間の飛行チャレンジで、6年生全クラスのみんながドローンのプログラムを体験し、チャレンジすることができました。
また最後には、ブルーインパルスのような集団飛行をクラス全体でチャレンジする時間を持ちました。
プログラムをどのように組めばブルーインパルスのような飛行ができるのか、
- 代表者を決めて話し合うクラスもあれば
- みんなで集まって話し合うクラスがあったり
- 全グループが同じプログラムになるように率先してプログラムをアナウンスしてくれる子が出てきたクラスもあったりと
クラスごとの個性が出てくる時間にもなりました。
そしていちばん最後は、これからの社会についての話。
これからの社会が、どんな社会であろうとつくっていくのは「どこかの誰か」ではなく、「自分たち」なのだというメッセージを込めてお話しをさせていただきました。
今回の授業がドローンという先端の技術を体験したことで、今後の社会についてより実感が湧いたり、ワクワクするような機会になれていたら幸いです。
一緒に授業に取り組んだ6年生のみなさんと、お呼びいただいた大野田小学校の先生方にこの場を借りてではありますが、本当にありがとうございました。